| Works
システム領域にNTFS圧縮は使用しない
こんなことがあったというメモです。
先日、5年ほど稼働している古いサーバのアップデート作業をしているときにハマりました。
具体的にはVMware関連(vCenter ServerやvSphere Client)とかMicrosoft SQL Serverとかがインストールできなかったりアップデートできなかったりです。
よくよく見れば、こんなメッセージが…。
Windowsには「NTFS圧縮」という機能があります。
これは、ファイルやフォルダのプロパティから「内容を圧縮してディスク容量を節約する」にチェックを入れいることで有効になります。この機能が有効になっているファイルやフォルダはエクスプローラで青色の文字なります。
自分が作業をしていたサーバはCドライブ上の全てのファイルとフォルダで、NTFS圧縮が有効になっていました。
最初の画像のようなわかりやすいメッセージが表示されればいいのですが、アプリケーションのインストーラによっては別のエラーとして表示されることもあり、エラーが発生してから原因に行き当たるまでこまめにログを精査したり結構な時間をロスしてしまいました。
そもそもシステム領域(特に"C:\Program Files"等)でNTFS圧縮を有効にしてはいけないというのを徹底しないといけませんね。