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1020のなれの果て (since 2005.6.19)

VMware ESXiのコンソールで仮想マシンを起動する

 最近のvSphere環境はvCenter Serverを仮想化しているケースも多々あります。
 こういった環境で全停止した状態から起動する場合、ESXiを起動してからvSphere ClientでESXiに接続してvCenter Serverを起動することが多いと思います(あとはvCenterを自動起動するようにしておくとか?)。

 で、最近のお客様から「それは面倒くさいから、コンソールからvCenterを起動する手順を教えてくれ」と言われましたので、その対応のメモです。


大前提としてESXiでシェルを使えるようにしておく

 当然ではありますが、ESXiもCLIで操作することができ、CLIで仮想マシンを起動することができます。
 あとは順番にコマンドを打っていくだけ。


 まずはESXiホスト上にある仮想マシンの一覧を表示して、起動したい仮想マシンのVMIDを確認(ここでは"16")。


~ # vim-cmd vmsvc/getallvms
Vmid   Name      File                       Guest OS         Version   Annotation
16     VC01   [Storage1] VC01/VC01.vmx   winNetStandardGuest   vmx-07

 VMIDを引数にして仮想マシンを起動します。

~ # vim-cmd vmsvc/power.on 16
Powering on VM:

 ついでにステータスの確認

~ # vim-cmd vmsvc/power.getstate 16
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