URAMIRAIKAN

1020のなれの果て (since 2005.6.19)

単機能か多機能か

 スマートフォンをはじめ小型で多機能で便利なツールが世の中に氾濫している状況で、かくいう自分もその恩恵を公私にわたって最大限に享受しています。が、一方で、個人的な嗜好とか実用上の問題でどうしても単機能のツールを使い続けているものもあります。とりわけ自分は頭が固いので、一つの形ができてしまうとなかなか抜け出せなかったりします。
 自分としては、会社とかでも実用性以外にこういったこだわりがある程度は容認される文化があってもいいんじゃないかと。


○電話
 スマートフォンは非常に便利なのですが、電話としての使い勝手がどうしても我慢できなかったのです。
 多分、スマートフォンがプライベート専用なら、電話として使用する頻度が非常に低いのでそれ程でもなかったと思うのですが、会社から貸与されている端末もスマートフォン(iPhone)になると否応なしに電話として使用する頻度が高くなりました。
 そんなわけで、電話に関してはウィルコムの「SOCIUS」を利用しています。一応PHSなのですが、実際には会社貸与のiPhoneとBluetooth接続してハンドセットとして使うことがほとんどです。

○音楽
 基本的に車以外で出掛けるときは、ヘッドフォンをしてずっと小音量で音楽を流しています。喫茶店で資料作成したり本を読んだりするときも同じです。こんな感じでずっと流しているので、どうしてもスマートフォンと兼用して場合のバッテリーが不安でした。特に終日外出とかだと、ただでさえスマートフォンのバッテリーが危ないのに、音楽までとなるとほぼ保たないのではないかと。そんなわけで、音楽用に「iPod nano」が手放せません。
 余談ですが、自分にとって資料作成が一番捗るのが喫茶店とかで音楽を聴きながらとかのときなので、多分にこのスタイルが自分に合っているのかなと。あくまで感覚的なものですが。

○本
 一番読んでいるのは紙の本ですが、昨年12月にKindleを購入してからはKindleで読めるものはこちらを優先しています。読むのがほとんど小説ということもあって、多機能タブレットの液晶よりも電子ペーパーの方が自分には合っているようです。スマートフォンでバッテリーが気になることもあって、Kindleが充電をほとんど気にしなくてもいいというのも気に入っています。
 ちなみに電子ペーパーでも液晶でも目の疲れは同等という発表もあるようなので、これも個人的な感覚でしょうか。


OmmWriter

Simply.Write


○テキストエディタ
 これはPCで使用しているソフトウェアの話ですが、とにかく文字をアウトプットするときは専用のエディタを使用しています。
 使っているのは普通のPCでは「OmmWriter」、ThinkPad Tablet 2では「Simply.Write」です。
 どちらも画面全体にシンプルな背景が表示され、基本的に文字を入力していくことに特化したソフトウェアです。とにかく余計な機能がないので、サッと立ち上げて余計なことを気にせず目の前の文章に集中できます。最終的に書式を整える場合でも、中身の文章はこれで入力していることがほとんどです。
 個人的には「OmmWriter」を非常に気に入っているのでThinkPad Tabletでも使用したかったのですが、動作が若干重く感じ、軽快な文字入力をいう大前提が達成できませんでした。まあ、これはしょうがないかなと。