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移動プロファイルでM365 Apps (Office) の認証情報を維持する

ここの認証のお話

 今更ながら、お仕事でよく相談を受けるのでメモ。
 Officeアプリをこれまでの買い切り版(ボリュームライセンスやパッケージ)からサブスクリプション版(Microsoft 365 Apps)に切り替えるお客様もかなり増えていて、その際に問題になることが多い感じ。

 Officeアプリは認証情報を持っていて、サブスクリプション版ならライセンスの確認、そうじゃなくてもOneDriveやSharePointとの接続等に使っています。
 この認証情報は"%LocalAppData%"の配下に保存されているのですが、移動ユーザープロファイルだとここは保存されないため、一度Windowsからログオフして再度ログインするとOffice使用時に認証エラーになってしまいます。プロファイルのキャッシュを残すようにしている場合は問題が起こらないこともありますが、仮想デスクトップで毎回ログインする環境が異なる場合や定期的に初期化されるような場合は確実に発生します。
 問題が起こっても再度ログインすれば解消するのですが、毎回ログインするのも面倒なので、なんとか認証情報を維持する方法です。


「OneDrive for Business」で一部のフォルダのみを同期(プレビュー版)

 無償版OneDriveの容量削減が発表されたので、併用中のOneDrive for Businessを今後はメインにできないかと考えています。
 そこで問題になるのが、現在のOneDrive for BusinessのPC用クライアントでは全てのファイルやフォルダをローカルにダウンロードしてしまうということです。


 通常のOneDriveクライアントだと、OneDriveに作成したフォルダの中から同期するフォルダを選択することができます。
 しかし、OneDrive for Businessではできないのです。これはディスク容量に限りのあるノートPCやタブレットで使用する場合には致命的です。これもあってメインにできなかったといっても過言ではありません。
 もちろんマイクロソフトもこの問題は認識していて、一般向けのクライアントと統合する新クライアントでは同期するフォルダを選択できるようです。

 そんなわけで正式リリースを待つことができませんでしたので、プレビュー版の導入をしてみました。


「Office Deployment Tool」でOffice 2016をインストール

Office 2016がリリースされていますが、法人向け「Office 365 ProPlus」の既存ユーザー向けに配信されるようになるのは来年になるとか?


 さすがにそこまで待つのはちょっと…ということで、「Office Deployment Tool」を使ってインストールしてみました。



Outlookの「予定」が「会議」に変わってた

 何のことだかよく分からないと思いますが…。

 自分はスケジュールをOutlookで管理していて、Office 365(Exchange Online)を経由して複数のデバイス間で同期しています。
 そして、当初は「予定」として入力したはずの項目が、いつの間にか全て「会議」に変換されてしまっていました。


Windows 7 + Internet Explorer 11だとMicrosoft Updateがインストールできない?

 会社の環境がWindows 7になってから最初の月次Windows Updateを実行したのですが、まだMicrosoft UpdateにはしていなかったのでOffice製品とかのアップデートが表示されません。
 そこで、Microsoft Updateをインストールしようとリンクをクリックしたところ、こんな表示が…