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"dbus-daemon"のエラーについて
RHEL8系のOSを最小構成でインストールすると起動時に以下のようなエラーログが出るみたいです。
もうRHEL9も出てそれなりに経っているので今更な内容ですが、最近対応する機会があったので備忘です。
ちなみに特にログ出力を気にしなければ無視しても問題はなさそう。
結論としては既知の問題なのでRed Hatのナレッジを見ればよいのですが、契約がないと見れないのですよね。
NetworkManager起動時に既定では"systemd-resolved.service"を使うようになっているのにもかかわらず、サービスが無効になっているのが原因のようです。
サービスを有効にするというのもありかと思いますが、余計なものは動かさない精神で対応しました。
NetworkManagerの設定で"systemd-resolved.service"を使わない党にします。
ファイル"/etc/NetworkManager/NetworkManager.conf "のセクション"[mail]"に以下を追記
[main]
systemd-resolved=false
これで当初のログは消えたのですが、今度は別の警告が出てきてしまいました。
こちらのログはどうやら"eth1"でIPv6が有効になっているのが原因のようですが、正確なところは調べきれていないので後々の宿題です(対応した環境ではログが出ていない"eth0"もIPv6は有効だが、アドレスは手動設定になっている)。
とりあえず"eth1"側のネットワークでIPv6は使っていないので、以下のコマンドでIPv6を無効化しました。
残課題はあるものの、当初の目的はこれで達成です。
他に何か問題ないかはしばらく様子見ます。