| 雑記
スクリプトってそんなに敷居が高いものじゃないはず
あるスクリプトのトラブルシュートついて相談されたのですが、周囲には内容も理解せずに「とりあえず実行しないと前に進まない」とか言って実行しようとする人がいるらしいです。それを本番環境で実行して障害を引き起こしたらどうするんだろ…。
とはいえ、とりあえず実行してみるという部分にはある意味では賛成です。ただ、やり方は考えるべきだろうと。
LinuxのシェルスクリプトやWindowsのバッチファイルの中身は(一部例外はあるものの)基本的にはCLIで使えるコマンドが処理順に書かれているので、一行ずつ個別に実行して出力内容や途中の結果を確認できるはず。
非常に長くて複雑なものは別として、こうやっていけば少なくともCLIの基本的な操作方法を知っていれば順を追って内容を理解していけるんじゃないかな。トラブルシュートの基本は「処理を順番に追って行く」ということだと思う。「スクリプト」と聞くと固まってしまう人もいるのですが、なにも大げさなデバッグをやれというのではないはず。
まあ、エンジニアなら論理的に考えて調査しましょうということです(さすがに予備知識がない人に仕事を振っていたとしたら、それは振った側の判断を疑いますが)。